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東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

yes! 駅伝!

 気がつけば、お正月のお楽しみ。箱根駅伝

 往路は日大のダニエルがすごいなーと思っていたが、終わってみたら日大は7位。がんばれ日本人学生よ。ってあの足の長さじゃストライドがどう考えたって違うから、同じ土俵じゃかわいそうな気もするけど、一生懸命勉強して日本の大学に来てまじめに練習して出れた箱根駅伝なんだろうから、外国人だからって排除するのもおかしいもんだし、まあスポーツ界の永遠のテーマだろう。と思ったりもするけど、そもそもオリンピックなんて国単位で戦うスポーツの祭典だから、まあ刺激があっていいかもね!と落ち着いてみる。


 我らが早稲田は総合2位ってことで、まあ優勝できなくて無念!2位なのにゴールの瞬間「ごめんっ」てポーズまでしなくてもいいのにーと思ったが、新聞見てたら金栗賞は日大の柏原にって書いてあった。金栗賞って、まさか金の栗の銅像でも送られるのだろうかと思って焦っていたら、金栗四三という人にちなんだ賞だった。この人の経歴が、見てみると面白い。

 日本初のオリンピック選手の一人で、マラソン足袋という履物を履いて記録を出したらしい。しかし当のオリンピックレースでは日射病で倒れ、眼を覚ましたら大会が終わっていたという、今ならコントになりそうなエピソード。また、レースの途中でお茶に招かれそのままレースを中断したと言われていることや、レース当日は迎えの車が来なくて自分で走っていっちゃったとか、そのレースでは全体の半数が棄権したとか、エピソードだけだと笑えてしまう。ストックホルムの式典で初めて「競技中に失踪し行方不明」となっていたオリンピック記録を54年後にゴールテープを切る事で完走。委員会もユーモラスだなと思う。こんな珍話豊富な人生を歩んでみたいぜ、金栗先生