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東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

百万円と苦虫女

 ひさびさに腹立たしい作品。


 友人が寮の部屋にプロジェクター(17万円)を買ったというのを知り、それで映画を見たらなかなかよかったので蒼井優祭をした。ちなみに、パソコンも壁全体で操作できるのでスライドショーなどするとなかなかよい感じ。


 で、最初が「百万円と苦虫女」。知らなかった映画だけど、ピエール瀧とか、森山未来とか海の家のおっさんとかホームセンターの主任がなかなかよい味を出している。特に、「そもそもそのごめんなさいってゆう言葉もさー、僕に対して?ガーベラに対して?」ってすごい。そして蒼井優の「普通の地味そうな女の子」が秀逸。映画における展開とか進行のテンポは無視で、ほんとにもどかしいというか、説明が足りないというか、そんな話し方だ。もともとなのか、ものすごい女優なのか、分からなくなるくらい。


 じゃあ何が腹立たしいって、終わり方だ。
男だったら、そこからまた夢が始まる〜みたいなところで、(男にとっての)女性のドライさが象徴されているような?気がする。監督は女性じゃないかと言っていたら、タナダユキという人だった。

 終わりは納得いかないが、ストーリー中の人物表現とかはすごくおもしろい。映画館で見なくてよかったかな、という感じではアル。

百万円と苦虫女