食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

大きくなったら

 カレー屋さんになりたーい!なんて、幼少の頃は思う由もなかった。そもそも、日本人がやってるカレー屋さんてあんまないよね。いい年こいて(四半世紀)、近頃将来の夢がごろごろ出てくるのである。学生のうちに会社つくったり、小説で賞をもらったり、四半世紀も行きていればいろんな夢を既に実現してよい年だし、実際にしている人もわんさかいる。けど、この年になっても、やっぱり夢ってあるんだなあ。


 カレー屋さんて結構良い商売だと思うんだけど、その理由に「フレッシュな必要がない」ということがある。みんな大好きお寿司屋さんは、毎朝築地で仕入れる新鮮な魚が自慢だったりするんだけど、カレーはむしろ一晩寝かした方がウマいなんて言われている。ということは、前の日につくっておけばいいんだ。てゆっか前の日につくりすぎちゃっても明日お客さんがくればいいっか。なんて。


 一時期、野菜が高騰したことがあったけど、カレーに入れる野菜は季節によって変えられる。たけのこもOKだし、りんごが入っているなら梨でもいいかもしれない。その時々で旬で安い野菜を試しに入れたらおいしいかもしれないし。何種類もカレーを用意するなら別として、限られたメニューならば結構その日の気分でできるかも。


 インド人がやっているよくあるカレー屋というのはあまり凝っていない店内におもむろに四角いテーブルが並んでいてテーブルクロスがかかっている、そんな感じ?食堂的な雰囲気から脱却できない、あかぬけない店が多いように思う。カレーっぽさをなくして、バーみたいにできないもんかな。おつまみにカレーっていうのがそもそも難しくはあるのだけど、カレー味のつまみならインドの得意技である。カレーではなくて、むしろパパドやサモサなんかのつまみメインの暗めなバーにすると、くだらんカクテルで大もうけ!わっしゃっしゃ!となるのではないかと、夢見るあまーい20代です、すんまそん。