食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

古典的サラリーマン


 とあるイギリス人社長がこう言った。

 「日本の古典的サラリーマンは会社第一で、家族は二の次だが、私にはそれはできなかった」

 といって会社を去るという。か、かっこいい。


 日本の古典的サラリーマンは、家族が大切だってことは十二分に分かっている。はず。だけど言えないのだ。ついつい呼ばれれば断れずに「ご飯は要らないからね」と電話をしてから夜の新橋へと向かうのだ。


 草食系やらオトメンやら(ちなみに、どうやら私は周囲からオトメンに分類されているらしく、友人と飲みに行ったら「こりゃオトメン飲み会だ!」と言いだして初めて言葉を知った)言われるこのご時世、つまり三大欲でさえ変化させるこの時代にこそ、声高らかに言うのだ。


 「家族が居るから帰ります!」


 そんな世の中がくる事を願って日曜日は1票を投じよう。
 (↑結局言いだせないだめな人)