古典的サラリーマン
とあるイギリス人社長がこう言った。
「日本の古典的サラリーマンは会社第一で、家族は二の次だが、私にはそれはできなかった」
といって会社を去るという。か、かっこいい。
日本の古典的サラリーマンは、家族が大切だってことは十二分に分かっている。はず。だけど言えないのだ。ついつい呼ばれれば断れずに「ご飯は要らないからね」と電話をしてから夜の新橋へと向かうのだ。
草食系やらオトメンやら(ちなみに、どうやら私は周囲からオトメンに分類されているらしく、友人と飲みに行ったら「こりゃオトメン飲み会だ!」と言いだして初めて言葉を知った)言われるこのご時世、つまり三大欲でさえ変化させるこの時代にこそ、声高らかに言うのだ。
「家族が居るから帰ります!」
そんな世の中がくる事を願って日曜日は1票を投じよう。
(↑結局言いだせないだめな人)