ターリーターリー

　インドと言えばターリー。南インドではティファンと言われる。これはいわゆる定食であり、小さい所では大は小を兼ねるの発想でベジだけを用意しているお店が多い。バンガロールでは中心部を除けばだいたいRs.25〜30程度で、日本円では70円くらいか。その記事が毎日新聞に載っていた(毎日jp)。たまたま夏野菜カレーなど家で作って食べた所だったので、なつかすい！

　私はお米をそんなに食べない体質なので、現地でもパロタ（ナンともちょっと違う、バターを多めに使った鉄板で焼いたひらべったいパンみたいなもの）とか、チャパティ（小麦粉を練って作る、餃子の皮の厚いみたいなものをフライパンで焼いたもの）とか食べていたので、米てんこもり！なティファンは普段食べていなかった。北インドと違い、南インドでは基本的に定食のお代わりが自由なのが特徴。だから、インド人はあんだけ腹が出るんだ。暑いからご飯食べたら夕方までは昼寝やし。たぶん現地に行ったら行ったですすんで食べる事は無いだろうけど、もはや思い出となった日々に懐かしさを感じずにはいられない。

　ちなみにこの記事を書いている栗田慎一という記者はインドに駐在しているようで、スリランカ、パキスタン関連の記事があるとだいたい栗田氏が執筆していたというケースが多い。インドから帰国して就職活動をしているとき、昔から憧れていた新聞記者になりたいという夢を叶えるべく毎日新聞を受けようと思ったきっかけにもなったのが栗田氏である（結果的に採用試験は受けてないけど）。こんな記事を書いて発信できるのってとても緊張するし、充実するもんだろうなーと今でも思う。