食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

効率化社会 インド

 暑い!蒸し暑い!暑くても洗濯物がカラっとあっちゅーまに乾くならまだ楽しいが、暑いのに乾かないし、体がべたべたになるし、いいことあらへん日本の夏は!とか思いつつ新しい発見。

 夏になるとパンツ一丁で家で過ごすなんて人もそこそこいると思うんだけど、部屋の移動とかする時に迷うのが携帯をどこにしまおうかなーということ。台所からテーブルに料理運ぶ時とか、携帯は台所において皿を運んで並べ終わったら携帯とか取りにくればいいんだろうけど、横着しようとして全部一度に持って失敗したりするなー。なんとかならんだろうか。

 と思っていた矢先、インドのパンツを思い出した。
インドの服は全般的に染め色が洗濯するとものすごく落ちる。まるで紫キャベツの煮汁のようだ。それは服の色がなんであろうとほぼ真っ黒に近い水になり、下手すると手も染まる。
 で、俺が知る限り市場(の路上)で売っていたのはだいたいボクサー型であった。3着好きな色より取りみどりでRs.50。日本円で120円ほどか。といっても、編み方は粗めだし、色は洗濯すると落ちるし。で、このボクサーパンツ、ももの部分に小さなポケット見たいのがついているんだ。

南インドの男性はよっぽど立派な生活をしている人でも家ではルンギーといって、シーツくらいの大きさの布を腰に巻いて過ごしている。一般庶民ならルンギーでどこへでも出かける。バスにも乗るし、田舎の親戚に会いに電車にも乗る(ぎゅうぎゅう詰めで5時間)。で、このポケットに小銭とか入ってて、チャイとか買うとルンギーまくり上げてポケットから5ルピー硬貨を出してお支払いするのである。きたねー!

と思うかもしれないが、暑くて乾燥していると案外そんなこと思わないものである。だって乾燥してるし。よごれのばい菌て湿気がある所で繁殖するんでしょ?みたいな。だから、道ばたにお牛様のう○こが落ちていても不潔な感じはしないし、万が一踏んでしまってもひとたび乾いてしまえば、ま、そんなもんだよねと思えてしまう。

 で、何が言いたいかといえば、日本のボクサーパンツにもここにポケットがあったら意外と便利なのになー、家着的には。と思ったということだけである。