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東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

子どもを産むリスク

 雑誌の相談コーナーに「子どもを産むリスクが心配で、子どもを作る決心ができません」30代女性

 という投稿があった。それに対するアドバイス部分はばかばかしくて飛ばしてしまったけど、子どもを産むリスク?!と思った。

 今は色んな情報が自分たちを取り囲んでいて、その中から正しいものを見極めて取り込まなければただ振り回されるだけ。また、必要な情報は検索すればすぐ出てくる。会社で「ちょっと調べてみたんですけど」というフレーズが出てきたら、99%はインターネット情報である(自部署の場合)。あまりにリスクリスク、リスクに対処して自分のみを守れ!みたいなことを色んなメディアが叫ぶものだから、ついに子どもを産む事さえリスクと認識されているらしい。そりゃ育児費は結構かかるから生活が苦しくなるとか、奥さんは仕事復帰が難しいかもしれないとか、色んな諦めない事は出てくるだろう。そりゃ得るものがあれば失うものもあるという当然の摂理である。


 だから思ったのだ。今月身の回りは結婚フィーバーで、4週のうち3週が結婚のお祝い。正直言えば、結婚のお祝いだってリスクである。月に3回もお祝いすれば、今月の生活費は苦しくなるし、その二人が万一離婚でもすれば、捻出したお祝いだってパーである。けど、そんなリスク計算とは別の価値が結婚とか、子どもにはあるよねー。と、思えば、リスク管理とかいって子づくりに踏み込めないならば、今や3人に1人と言われるできちゃった結婚も悪くないな。ということ。