食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

オートにボラれないために

 オートリキシャのことを向こうではオートと呼ぶ。対してサイクルリキシャーはサイクル。(適当)


 で、一応メーターはついているのだけど外国人だと見ると「駅?100ルピーだ。安いだろ?」とか言ってくるのが結構いる。自ら申し出ておいてメーターより安い値段を提示するお人好しなインド人がどこにいるってんだい!というわけで、明らかにボラれコースである。まあボラれたって日本円に換算すると100円とか200円の差であり、都営バス1回分くらいなのにまあタクシー代わりで直接行きたい所に行ってくれるという事を考えれば、時間を買うという点でボラれても仕方ない部分はある。一方で、外国人は言い値で乗ってくれるわーうっしっしというドライバーが増えれば健全なオート社会は崩壊してしまうという考え方もあるだろう。まあ、私は個人的に「ほら、100ルピー出せば乗せてってやるぜ?5分待ったってオートはこねーだろ。早くのりゃーいーのによー。うっしっし」みたいなしたり顔をされると「もうお前のオートなんて意地でも乗ってやんねえ!」と思うたちなので、毎度結構時間がかかってしまう。


 まあ、お祭りでもない限りは道路に出てちょっと立ってりゃ別のオートはすぐに見つかるのでそう心配は要らない。最初にメーター?と聞くと「100ルピー」とか言い出すので、黙って乗って動き出してメーターを倒さなかったら降りるってのがいいかな。「メーター使って当然だろ?俺はローカルだし」といった雰囲気を醸し出すのがコツである。ムンバイのタクシーはだまっててもメーターを倒してくれるドライバーが多くて驚いた。


 で、ムンバイで友人と合流した時に「デリーで初めてメーターを使うオートに乗って感動した」という話をしていたら、そのとき一緒にいた友人が「メーター使ったっつってもお前2回も途中で止めたじゃねーかよ、もう降りるとかいって!笑」と言った。あー、そういえばそうだったかな笑。