食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

韓国旅行8 アカスリ初体験

 韓国と言えばー、女だったらエステに買物に〜ってとこだろうけど、男はエステ行くって感覚はだいたいの人はないだろうし、まあ買物も安いがそんなにブランドとか買いあさるって訳でもないだろうし、焼き肉焼き肉カルビカルビ!ってとこですよねー。


 そんな男性陣に朗報、韓国のアカスリはとってもリフレッシュできるよ!

 以前韓国人の友人と銭湯に行って、アカスリやってみようかなーと言ったら「やってあげるよ」というからこの人できるの?!と思ったら、タオルを固く絞ってこぶし大に畳んだもので相手の背中をごしごしこするというものだった。確かにアカがものすんごく出てきたんだけど、なんか微妙な気分である。裸同士の付き合いっていうかー。

 そこの銭湯のアカスリコーナーも十分衝撃的だったんだけど。どこもそんなもんらしい。
 今回行ってみたのは東廟駅前にあるスパレックス。泊まっていた宿からは地下鉄を乗り換えて数駅。駅前だから迷うことなさそうだし、というので行ってみた。時間帯にも夜が入り口で80000W(700円くらい)くらい払って入場。もらった下駄箱の鍵で、自分の番号の下駄箱を開けようとしても開かない。。。。なぜだ。。。。と思ったら、女性用の下駄箱だった。男性用は入って右側。まだオープンエリアなんだから、男女分ける必要ないやろーと思いながら、韓国人のおっさんに教えてくれてありがとみたいな挨拶して、階段を上る。中はとても広くて清潔やわー。

 入り口では、館内着も一緒に渡されて、風呂入ったら館内着を来て男女共同エリアでごろごろしたり、サウナに入ったり、映画を見たり、ピンポンしたり、ネットをしたり、とにかくのんびりできるのだ。貧乏旅行者なら、数日ならここに泊まることもできるだろう。ただ、今回はそんな時間がないので銭湯部分とアカスリのみ。

 銭湯部分はいわゆるスーパー銭湯って感じで、色んな湯船とサウナが数種類。天井が高くて気持ちよい。銭湯エリアの一部がマッサージコーナーになっていて、病院の診療台みたいのが5台くらい並んでいて、半ズボンのおっさんがパンパン!と手を叩いて客引きをしている。友人に教えてもらって暗記した「テミリハゴシップンデヨ〜」というフレーズをおっさんに言う。そしたら腕の鍵を奪われ、風呂はいってろみたいなことを言われる。10分くらいすると、さっきのおっさんがこっち見て、手を鳴らすのでいよいよ診療台へ。マッサージもやるといいぜ、とかめちゃめちゃ勧めてくるが、アカスリとマッサージ込み1時間で20000W(1600円くらい?)というので、わかんない韓国語で何度もセールスされるのもあれだから、いいよーってことに。普段一生懸命働いてるし、マッサージくらいええやろ!

 結構繁盛していて、5台くらいのベッドは全部埋まってるんだけど、全員一糸まとわぬ産まれたままの姿。。横になれとかうつぶせになれとか、おっさんがこすりやすいように足を組み替えられたり、又の付け根くらいまでごしごしやってくれる。間違っても興奮はしないが、知ってる人が一緒に居たら、ぜったいこんなのできん!と思う。こんな恥ずかしい想い、異国だからできるわ。アカスリ自体はまあめちゃ気持ちいい!ってもんでもないけど、リフレッシュはできる。マッサージも極楽ではないが、気持ちよかった。おっさんの荒い手さばきもなんだかんだ心地いいんだよな。


 アカスリ、マッサージが終わるとシャンプーして体まで洗ってくれた(寝たきりで)。あとは風呂に入って、帰る時に脱衣所に座ってるおじさんにロッカーの番号言うと、鍵を返してくれ、「ここで20000W払うニダ」と言われるので現金で支払う。クレジットカードの機械みたいのも置いてあったから、カードでも払えるんだろう。ともかく、このスパが近所にあったら毎週末予定なけりゃきてんだろうな〜と思える、すばらしい場所だった。