食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

忙しい東京人のためのネオ美容院

 私は予約ってのが嫌いである。なにかを予約するとその予約を中心に様々な予定が決まっていって、結局それに縛られてしまうんだ。自分で選んだ目的のための予約なのに、結果的にはそれに振り回されるという、なんかジレンマみたいのがあって。って実際はそこまで考えてないんだけど、先の予定をあまり考えないタイプなので一週間後の予約とか約束とかはなかなか苦手である。翌日の朝イチとかならさっさと解放されるからいいんだけどねー。


 で、特に苦手なのが美容院。昔は地元の美容院に通っていたので予約無しで行って多少待たされて手があいている美容師に切ってもらっていたけど「電話くらいくださいよー」と言われたので、家を出てから電話するようにした。あまり意味がないと言われたけど。


 髪を切るってのは結構一週間くらいの猶予があればその中のいつに行っても良いレベルの予定であって、美容院行くために今日誘われた呑み会に行けない〜ってのが哀しすぎる。リスケジュールの電話を一本入れれば良いんだけどそんなの繰り返しているわけにもいかないし、予定がぽっかり空いた美容師がかわいそうである。


 というわけで、美容院に行くために呑みの誘いを断りたくない刹那を生きる東京人のために、居酒屋で髪の毛を切ってくれればよいと考えた。だいたい美容師と話していることってどーーーーーーでもよいことばかりで、実際はナニワ金融道を読んでいた方がよっぽど時間の有効活用である。それなら、友人と話しながら飲みながら、ついでに髪の毛を切ってくれれば言うこと無し!シャンプーで離席するくらいはやむを得まい。髪の毛を切り終わった頃に女の子がごめ〜ん!仕事が片付かなくってとかいって到着するならナイタイである。美容院のビジネスモデルってずっと変わってないものの一つだと思う。クーポン雑誌に割引券出しまくって一見さんばかり集めたって持続的な成長は無いだろう。何か新しい付加価値を見つけたいところ。