食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

両親とインド Day3

今日はアグラにタージマハールを見に行く日!!今まで数回行っているけど、1回目は夕方アグラに到着。ホテルの屋上からビール飲みながら見て満足。「世は満足じゃ〜。明日の朝帰るなり〜。」とかいって、入場せず帰宅。普通のきっぷ買って電車のろうとしたら貨物車しか空いてなかった。。2回目は大学の友人達と。別に屋上から見て満足だしー。といってたけど、みんな行くと言うので付き添いで。ぐ、ぐれーとやーー!3回目以降はなんだかんだいって客人達と一緒に入場して、毎回それなりに満足して帰ってきてます。タージを望む安ホテルの屋上レストランにて、たまたま隣に居た大学生の大学と就職先を言い当てるというマジックを披露したりしたり。タージマハール、飽きません。建物の中に入る必要は0%。


今回も電車はcleartripで事前予約。行きの電車は取れたんだけど、帰りがキャンセル待ち。キャンセル待ち番号も若い方だし、まあ大丈夫でしょ。と思っていたけど数日前まで数字がなかなか進まなくて内心焦っていた。結局とれましたけど!電車はBhopal Shtbdi Express。本当はTaj Expressというのが良かったのだけどこちらは全然予約取れそうになかったので、時間がちょっときついけど1本前の電車にした。ニューデリー駅を朝6:15に出発。アグラカントメント駅に8:20頃到着。現地申し込みツアーの出発が10:30なので待ち時間が暇だけど、日帰りだとこの二択しかないから我慢。両親にも前日は早めに休んでもらって体力温存してもらおう。特急の1等車で片道1500円くらいなので結構いいランク。チャイとバラの花と朝食付き。木の長椅子or網棚の普通の電車だと200円しないくらいかな。

アグラ駅で降りたホームに「政府観光局主催 アグラ1日観光バスツアー」的な看板があるのでそこで申し込み。インド人料金と外国人料金に5倍くらいの開きがあるからなんでやねん!と思ったら、観光地の入場料も含まれているからであった。3カ所くらい行くところ、全部外国人料金があるから。しかしこのツーリストオフィス、事前に情報を色々調べたのだけど詳細がほっとんどわかんなくて、駅にあるからそこで申し込み。ということ以外はほぼ分からないままだった。実際に行って場所が分からなかったらどうしよう…。という心配はあったが、まあだめだったらリキシャチャーターしよう。という覚悟くらいはしていた。実際はホームをうろうろしていれば見つかるから大丈夫!(ホーム出口を出る前に左へ15mくらい行ったところだと思う)うっかりホーム出口を出たら客引き達に執拗に言葉攻めされて心が折れると思うので気をつけてね!と、後続のチャレンジャー達に告ぐ。

デラックスな観光バスを期待していたんだけど、普通の路線バスの車両の新型バージョン(AC付)にラッピングしただけの簡単なやつだった。この椅子で一日観光とか…。高齢者(親)の体力が持つか気になる。我々は2組目で席座り放題。そしたら次の列車で続々とインド人グループがやってきていつの間にほぼ満席。外国人は、イラン人のおじさんが一人。ムスリムのインド人学生をガイドとして引き連れている。あとはやかましいインド人カップルか家族だらけ。我々が外国人ってのがどうでもいいくらい、にぎやかー。

コースはファテプールシクリという郊外の遺跡→アグラフォート(赤い城)→タージマハールという流れ。タージマハールは朝が空いているというので、早朝しか行ったこと無いんだけど、夕方はどうなるんだろうわくわく。

ファテプールシクリは行ってみたい場所の一つではあったが、まあ普通の遺跡だった。裸足にならねばならないエリアがあって、天気もピーカンだったので足の裏が焼けこげるかと思った。景色の良い場所が1箇所あったんだけど、1秒見てきびすを返す。でなければ、足の裏がたこ焼き人なっていたと思う。昼ご飯はRs125の食べ放題カレー。政府直営のホテルのレストランだが、これがまあ寂れた雰囲気で、味もびみょう。でも他に食べる場所がまっっっったくないのでここで食べた。てか他で食べてもこんなもんかと思う。

またアグラに戻ってアグラフォートへ。今までガイドはついたことないんけど、やっぱ説明があるとある程度は分かるのでそこそこおもしろい。どれが宝石でできてるとか、泥棒に盗まれたとか。入り口では相変わらず20ドルで革製のムチを売ってる人が居た。うざい。交通整理がなされてないので、バスもゲートの目の前で止まって車は詰まるしクラクションうるさいし、大型駐車場でも備えればいいのに。そしてからクライマックスのタージマハールへ。

夕方のタージはごま粒のような観光客に埋め尽くされている。白いタージが夕焼けに染まってオレンジ色になっていって、これはこれできれい。とにかく人多いわ!タージ内部は自由に入ることができるんだけど、この時間はあまりに人が多くて一方通行になっていた。そして行列は、それこそ蛇のように蛇行してたぶん300人くらい待っていた。インド人が並んでいるなんて!しかも一列で!と思った。ちなみに、中は何も無いから見なくても良いよといったら母は「ふーん、ならいいや」といって散歩していたが、父は出口から逆走して見てきたらしい。インド人よりたち悪い。「たいしたことなかったな。」とか。ここでの自由時間は1時間あったのだけど、ちょうど良い時間だった。

政府観光局のツアー参加者は、今日はほぼインド人だったが外国人がいるとヒンディー語と英語の二カ国語で解説してくれる。その代わり英語を聞いてる人にはチップをくれとあとからしつこい。チケットはガイドがまとめて買うんだけど、外国人4人いるのに5人分買っちゃった時があって、ガイドがやたら落胆していた時があった(Rs500くらい差額があるから)。

帰りの電車もまだ時間があるので、駅へ向かうバスの途中で降ろしてもらい、ITC Mughal, Agraというホテルで食事。かつて若いインド人建築家が設計したとかで、シェラトンからITCグループのホテルにいつの間にか変わっていたらしい。以前はアグラ城のような赤い石がむき出しでなかなか前衛的だったらしいが、今はきらびやかなモダンホテルに生まれ変わっていた。が、これは一度泊まってみたいなーと思わせるインテリア。ロビーの脇にはブランコみたいなベッドみたいなソファーがぶらさがっていた。

あとは駅に向かって電車に乗って寝てホテル帰って爆睡。アグラは別に1泊しなくてもいいんだけど、1泊した方がらくちんではある。