食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

両親とインド Day4 象にのる

4日目は父親の知人に会う(日本人)。インドに駐在しているらしい。家でお食事をということで、車でGO! 家がすごいのなんの、豪邸と呼ぶにふさわしい豪邸だった。俺はインド好きだから、ここで働けたら気候は暖かいし湿度低いしご飯安いしいいねっ!と思うけど、通常の人は好きで来ているわけではないし、仕事はやはり折衝もあるし、交通は不便だし、食事は限られるし、日本から見たら贅沢な暮らしに見えるけどそれだけの苦労はしているんだろうなあと思う。

で、この3日間何してたんですかー?みたいな話で父親が電車でタージマハル行ったとかオートリキシャでどこどこ行ったとか、マーケットがすごかったとか話していたら、駐在員達は「リキシャなんて1度しか乗ったことありませんよ、あれはあぶない乗り物ですよ!いきなりマーケットの雑踏はショックだったでしょう!普通の日本人はリキシャ乗らないしマーケットも行かないですよ!」と注意されているんだかおもしろがられているんだか分からない興奮ぶりで、父親は「いやーということは貴重な経験だこれは!ありがとう息子!がはは」とかいって喜んでいた。

で、象を呼んでいますのでどーぞと言われて、門に待機していた象に乗る。でかっ。タイでもインドの他のところでも一人旅だから乗ったこと無かったのだけど、アラサーになって家族で乗る機会があるとは。ひざまずく象に、上から引っ張り上げてもらって乗り込む。なにげに毛が生えててびみょう。王様が座ってそうな四角い、相撲で言う枡席みたいなところに乗るんだけど、とりあえず乗り心地が良い物ではない。けど、視界が高い!ここ、ただの住宅街だからいくらインドでも普通は象が通るところではない。通行人も唖然としているところをのっそのっそと進みながら、車からクラクション鳴らされたり。

あとはお酒(スーパードライ)飲みながら色んな話をして母親はサリーを着させてもらったりして写真撮ったりしてた。いやー、バンガロールにも駐在の日本人は多少いたはずなんだけど、俺が住んでいたところは下町だし外国人一人も住んでなかったし、そもそもこんなアッパークラスの行動範囲には全くかすりもしなかったので、そりゃ会わないのも当然。今はワインバーとかばんばんできて、パーティとかあるらしいけど。駐在員がこんな暮らし方をしているのかーという勉強にはなった。(同席していた他の駐在員によると、こんな暮らしができる会社は限られていて、そうでもないとこも多いんですよー、とのこと。確かに自分が前に働いていた会社の駐在員達の話を聞いても、ここまでいい感じではなかったなー)

というわけで、今日はのんだくれな1日であった。帰ってからまたホテルのバーで飲んでたもんな。眠い。