食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

両親とインド Day6 故郷バンガロールへ

デリーは暑いし、そろそろ脱出してバンガロールへ。インドはエアインディアの国内線会社インディアンエアラインが日本のJAL的な感じで、その他LCCがものすごく多い。国が広いので、目的地によって航空会社を使い分けたりといった感じになる。デリームンバイとかのドル箱路線はLCCでも非LCC価格だったりするので、希望日が決まっていれば早めに料金比較して予約するのが良いだろう。いつもは座席の個人モニターと赤いミニスカの美人クルーが名物のKING FISHERか、ANAとも提携している信頼のJET AIRWAYSなのだが、今回はどちらも予約しようとしたら一人2万円以上!3人で6万以上!安いのもあるけど午前3時発とかなので、良い時間のフライトを探しに探した所、SPICE JETが一人税込1万円弱だったので、即予約。LCCのイメージだったけど、機体は新しめだし、食事もまあ食べられる感じだったし、全然OKだった。羽のさきっちょが曲がってるのを見て、「あそこを曲げただけで飛行機の安定性がまして燃費が向上したんだよな。この飛行機新しいな。」とかほんとか嘘か分からないことを言っていた。


 新しいバンガロール空港は郊外約40KMだかに位置していて、バスかタクシーで行くしか無い。空港は新しくてピッカピカ!以前の倉庫みたいな空港に比べたら店もあるし、くつろぐ場所もあるし、免税店もあるし、羽田くらいには充実している。タクシーはプリペイドが無い代わりに、外に出るとタクシー乗り場があって、ここから乗ると必ずメーターを使用してくれる。遠回りをされる可能性がゼロではないが、まあたかが知れてるし、交渉してぼったくられるよりは被害は確実に小さく済む。今回は中心地MG Roadから徒歩5分くらい入ったところにあるビジネスホテルライクなところを予約した。インドの各地にはMG Roadというのが存在する。MGはマハトマガンジーの略で、この名前がつく通りは町の中心地であることが多い。今回のホテルはネットで見て初めて予約したのだが、日本円にして5000円くらいでこの清潔さと広さの部屋に泊まれるのは本当に嬉しい。バンガロールは特に外資系企業が進出する割に外人が泊まれるホテルが4、5つ★の高級ホテルしか無く、それ以外はRs500(1000円ちょい)程度のローカル向けのホテルしかなかった。ローカル向けに一般の外国人が泊まれる訳も無く、4万も5万も払って高級ホテルにとまるしか選択肢が無かったのだが、こういう中級ホテルもぼちぼちできてきている。が、ここまでクオリティーの高いホテルは初めて。本当におすすめ。このホテルの名はPURPLE LOTUS。


この日の夜飯は、近くのハードロックカフェへ。東京でも行ったこと無かったけど、ほんとにやかましくて家族団らんには不向き。けどこの時間(22時頃)に食事ができるところってここくらいしかなかったのよねー。バーエリアとレストランエリアに分かれていて、バーエリアに入ったら、本当に絶叫しても会話できない程度だったので、レストランエリアへ。それでも大差ないけど、ね?でも雰囲気は良い。確かイギリス占領時代の石造りの建物をそのまま使ってるんじゃないかな?

ハンバーガーとかでかすぎて全然食いきれないし、貴重な家族団らんの時間をぶちこわしにインド人お得意のセールスがぐいぐいテーブルを廻ってくる。ヘイブラザー!ベンガルールへようこそ!え?St.Joseph's Collegeの学生?!グレート!俺はIndian Academyだよ!よろしく!で、盛り上がってきた所で(両親ポカーン)テキーラ飲もうぜ!両親は酒が弱いって?ブラザー!おめーが飲めよ!男ならテキーラ!1杯なんルピーでごきげんだよ!え?いらない?意味わかんねーよ!飲んじゃえ!ほら!飲めよ!飲もうよー!ほんとに飲まないの?またあとでどうせ来るよ?なら今のんじゃいなよ!
みたいなのが延々と続く。
あとはホテルに帰っておやすみなさいませ。このホテル、せっけんとかシャンプーがオーガニック系だった。父親曰く、「欧米のデザイナーがかんでるだろうな。じゃなきゃこんなセンス良いの無理だろ。ほらこのガラスのテーブルとか1枚のガラスを曲げてできてる、特注だな。すげーなー。」としきりに言っていた。ちなみに、朝でかける時にチップがおいてあっても、きちんとそっくりそのまま残っているという教育の徹底ぶりだった。驚き。