食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

海外旅行に行くなら2

以前、シンガポール航空がいい感じと書きましたが、今日はその逆。一番苦手な航空会社。それは「アエロフロートロシア航空」でございます。大抵の場合、格安航空券でヨーロッパ方面を検索すると一番安いのはアエロフロートのだと思う。ネットワークが非常に充実していてモスクワ乗り継ぎでヨーロッパ方面へ安く行くなら断然アエロ。結構へんぴな土地にも飛んでいる。今ならドイツ国内の鉄道がアエロの航空券の半券で無料で乗れる特典があるらしく、これはかなりお得かも。聞いた話だと、通常日本からの飛行機が到着するのがフランクフルトだが、こっから友人が住むリューベック方面へ鉄道で行くと学割半額(?)を使っても5000円かかるとか。てことは往復1万円。もともと安い航空券から1万円安くなるとも考える事ができるかも。

では、こんなにいいことづくめのアエロフロートですが、一体何が嫌なのかと申しますと、主にモスクワでの乗り継ぎ待ちとロストバゲージの可能性。まずモスクワの乗り継ぎですが、3時間とかならあまり問題ないんです。飛行機を降りて乗り継ぎカウンターでそのまま搭乗券を渡されて、登場ゲートあたりでだらだら待ってればいいんですから。1時間くらい遅れたって別にそんなにショックじゃない。(ちなみに、アエロはよく遅れるらしいんだけど、行きの飛行機成田発が遅延で500円のミールクーポンをもらった。モスクワので乗り継ぎがすぐの場合、「乗継ぎ間に合わないかもしれませんねー。」てなこともあるらしい。。ホテルとか用意してくれるのかな。。)で、問題は乗り継ぎが長い時。。以前エジプトから帰る時には13時間待ちで、モスクワの空港に缶詰。トランジットビザもとれないことはないけど、日本で取るには当時3週間前に申請しないと結構高い手数料がかかる。ギリギリに決めたのでそんなものを取る余裕はなかったのでした。
別に飛行機も期待を裏切られピカピカだったし、映画は白黒で訳分かんないけど機内食も普通、ペプシも飲める。何がつらいって乗り継ぎが長いと、すぐには搭乗券がもらえないこと。僕の場合帰りのモスクワに着いたのが朝の7時前。そこから夜8時頃の飛行機を待つ。飛行機を降りた所の乗り継ぎ受付で搭乗券を取り上げられ夕方の4時にトランスファーオフィス(ロビー内のただの窓口)に来いってそれだけ。えー、そのカイロからの搭乗券って次の搭乗券の引き替え券なんじゃないの?!だいたいなんでカイロのチェックインで成田までの搭乗券がもらえないの?!と少々慌てましたけど、とりあえずさからってもにらまれるだけなので適当に場所を見つけて睡眠。起きたらまだ昼だったのでへこんだ。うだうだしながらようやく4時になろうという時トランスファーオフィスに行くと、「成田は5時だ」といわれ、5時に行くと「まだ無理だから6時にきて」といわれ6時に行ったらもうちょっと待ってろってことで7時位にチケットもらえた。結局、どこかからの接続の飛行機が遅れていてそれで大幅に遅れた訳だけど、飛行機に乗ってからも1時間くらい待たされた。これって一番辛い!ロビーで待ってる方が広いし!ミールクーポンけちってんのよ、とある日本人が言っていた(遅延45分以上でドリンク券とか、90分以上で食事券とか決まってるらしく)。おまけに、トランスファーカウンターでは席の指定はいっさい受けてくれなかった。全員分発券し終わってから、名前を見つけて「はい」って感じだったので。日本人は日本人でまとめられていた感。また、乗り継ぎ時間が長い程、荷物が荒らされると言う噂。チェックインでは何も言われなかったが、鍵はかけてはいけないことになっていて、万一鍵が破壊されて中身が荒らされていても「保安上の理由」で片付けられます。成田では「うわ〜ありえな〜い」系の声を割と聞いた気がする。僕の場合は高級品なんて入ってないから、バッグが無事なら良かったんだけど。幸い無事でした。
全体的に、昔から言われている程ひどい状態ではなさそう。フライトアテンダントも普通に言えば聞いてくれるし。謎の白い煙も出ないし。ある意味で(ロシア風)サービスに過剰な期待をして行くと逆にショックかも。ただし、段々消えつつあるロシア製飛行機であるツボレフとかイリューシンに乗る事になったらラッキーかもしれません。ツッコミどころ満載ですから。

最悪と言うのは乗り継ぎが最悪なのであって、それ以外は特に不満はなかったのかも。。乗継ぎ時間が長くなければ、また乗るかも。でも、もう1ランク上の飛行機が選べるくらいには稼ぐようになろうと思ったのでした。

参考までに、世界のベスト空港・ワースト空港