食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

カバディをやり直したいお年頃

 デイリーポータルZを見ていたらカバディが取材されていた。あと10年早ければデビューしたのになあ!デイリーポータルの藤原君とは以前たけのこを掘ったことがあるけれど、お互い無口でほとんど話さなかった。内股でやたらかわいらしかったのが印象的。

 で、カバディだけど、夏に向けて体作り!とかいってジムに行き始める人も多い季節ではないだろうか。どうせ張り切って入会してみたけど月に1回行くか行かないかで数千円の会費は水の泡〜というパターンが目に見える。なぜか。ジムはさほど楽しいアクティビティーではないからである。結果がすぐに現れて腕がムキムキ!とか、きゃ!くびれが!とかだったら楽しいけど、だいたいはそんなすぐには結果は出てこない。ストイックにひたすらマシンとかなかなか続かないよねー(経験済)。

 そこでカバディである。まず中腰の姿勢が長いので下半身がめちゃめちゃ丈夫になる。お尻とかキュッ!とするよ!そして相方と手をつないで体ごと引っ張ったり引っ張られたりするので、腕もそこそこがっちり。なによりも汗が滝のように流れ、カロリー消費はんぱないので、全体的なシェイプアップも望める。

 まあなにはともあれ、記事を読んだら良いんじゃないかしら。

 カバディはスポーツ界の総合商社だった(デイリーポータルZ)

両親とインド Day6 故郷バンガロールへ

デリーは暑いし、そろそろ脱出してバンガロールへ。インドはエアインディアの国内線会社インディアンエアラインが日本のJAL的な感じで、その他LCCがものすごく多い。国が広いので、目的地によって航空会社を使い分けたりといった感じになる。デリームンバイとかのドル箱路線はLCCでも非LCC価格だったりするので、希望日が決まっていれば早めに料金比較して予約するのが良いだろう。いつもは座席の個人モニターと赤いミニスカの美人クルーが名物のKING FISHERか、ANAとも提携している信頼のJET AIRWAYSなのだが、今回はどちらも予約しようとしたら一人2万円以上!3人で6万以上!安いのもあるけど午前3時発とかなので、良い時間のフライトを探しに探した所、SPICE JETが一人税込1万円弱だったので、即予約。LCCのイメージだったけど、機体は新しめだし、食事もまあ食べられる感じだったし、全然OKだった。羽のさきっちょが曲がってるのを見て、「あそこを曲げただけで飛行機の安定性がまして燃費が向上したんだよな。この飛行機新しいな。」とかほんとか嘘か分からないことを言っていた。


 新しいバンガロール空港は郊外約40KMだかに位置していて、バスかタクシーで行くしか無い。空港は新しくてピッカピカ!以前の倉庫みたいな空港に比べたら店もあるし、くつろぐ場所もあるし、免税店もあるし、羽田くらいには充実している。タクシーはプリペイドが無い代わりに、外に出るとタクシー乗り場があって、ここから乗ると必ずメーターを使用してくれる。遠回りをされる可能性がゼロではないが、まあたかが知れてるし、交渉してぼったくられるよりは被害は確実に小さく済む。今回は中心地MG Roadから徒歩5分くらい入ったところにあるビジネスホテルライクなところを予約した。インドの各地にはMG Roadというのが存在する。MGはマハトマガンジーの略で、この名前がつく通りは町の中心地であることが多い。今回のホテルはネットで見て初めて予約したのだが、日本円にして5000円くらいでこの清潔さと広さの部屋に泊まれるのは本当に嬉しい。バンガロールは特に外資系企業が進出する割に外人が泊まれるホテルが4、5つ★の高級ホテルしか無く、それ以外はRs500(1000円ちょい)程度のローカル向けのホテルしかなかった。ローカル向けに一般の外国人が泊まれる訳も無く、4万も5万も払って高級ホテルにとまるしか選択肢が無かったのだが、こういう中級ホテルもぼちぼちできてきている。が、ここまでクオリティーの高いホテルは初めて。本当におすすめ。このホテルの名はPURPLE LOTUS。


この日の夜飯は、近くのハードロックカフェへ。東京でも行ったこと無かったけど、ほんとにやかましくて家族団らんには不向き。けどこの時間(22時頃)に食事ができるところってここくらいしかなかったのよねー。バーエリアとレストランエリアに分かれていて、バーエリアに入ったら、本当に絶叫しても会話できない程度だったので、レストランエリアへ。それでも大差ないけど、ね?でも雰囲気は良い。確かイギリス占領時代の石造りの建物をそのまま使ってるんじゃないかな?

ハンバーガーとかでかすぎて全然食いきれないし、貴重な家族団らんの時間をぶちこわしにインド人お得意のセールスがぐいぐいテーブルを廻ってくる。ヘイブラザー!ベンガルールへようこそ!え?St.Joseph's Collegeの学生?!グレート!俺はIndian Academyだよ!よろしく!で、盛り上がってきた所で(両親ポカーン)テキーラ飲もうぜ!両親は酒が弱いって?ブラザー!おめーが飲めよ!男ならテキーラ!1杯なんルピーでごきげんだよ!え?いらない?意味わかんねーよ!飲んじゃえ!ほら!飲めよ!飲もうよー!ほんとに飲まないの?またあとでどうせ来るよ?なら今のんじゃいなよ!
みたいなのが延々と続く。
あとはホテルに帰っておやすみなさいませ。このホテル、せっけんとかシャンプーがオーガニック系だった。父親曰く、「欧米のデザイナーがかんでるだろうな。じゃなきゃこんなセンス良いの無理だろ。ほらこのガラスのテーブルとか1枚のガラスを曲げてできてる、特注だな。すげーなー。」としきりに言っていた。ちなみに、朝でかける時にチップがおいてあっても、きちんとそっくりそのまま残っているという教育の徹底ぶりだった。驚き。

両親とインド Day5 デリーそろそろ

 もう何日目になにしたとか細かいことはどーでもよくなってきた笑。タージと、在印の知人に会うという目的は達成されたので、あとはだらだら。現代美術館みたいなところに行ったのだが、ミュージアムショップで買いたいな〜ってのはいくつかあったけど、ここだけ国際価格なのでいいやと思ったら父親が本買っていた。最初990ルピーって言われて、お金出したら1990ルピーに値上がりしていた。

 それからホテルの近くのマーケットを散歩。犬がタイみたいにひっくり返って死んだように眠っていてふんずけそうになる。このマーケットはロクシタンもあるし、インドのスタバみたいなcoffee dayっていうカフェもあるし、輸入したら一儲けできそうな雑貨屋さんもあるし、パン屋もあるし、薬屋もあるし、菓子屋もあるし、なぜか手彫りのはんこを売っている店もある。店…じゃないかも。お兄さんの後ろにあるドリンククーラーの中にもはんこがぎっしり。ただのはんこ棚。ちなみに、市場の建物は二つに分かれていて、向こう側に渡る通りは駐車場に入ろうとする車と出ようとする車がぎっしり。これらがずっと流れているので、渡るのまじ大変。普通の道路だったらこのくらいの車の量でも切れ目があるけど、ここは混んでいるので切れ目がない!





そしてバンガロールへ向かうために空港へ。ここのベルボーイはボーイと呼べない年配が多い。ひげもっさりで背も高い。たぶんひげをたくわえてないと面接に合格はできないだろう。日本のホテルでひげを生やしていたら怒られるだろうなー。信号待ちで隣の車を見たら、また修行僧みたいのがいて車を運転していた。あの後部座席はぜったい座りたくない。くさそう。




両親とインド Day4 象にのる

4日目は父親の知人に会う(日本人)。インドに駐在しているらしい。家でお食事をということで、車でGO! 家がすごいのなんの、豪邸と呼ぶにふさわしい豪邸だった。俺はインド好きだから、ここで働けたら気候は暖かいし湿度低いしご飯安いしいいねっ!と思うけど、通常の人は好きで来ているわけではないし、仕事はやはり折衝もあるし、交通は不便だし、食事は限られるし、日本から見たら贅沢な暮らしに見えるけどそれだけの苦労はしているんだろうなあと思う。

で、この3日間何してたんですかー?みたいな話で父親が電車でタージマハル行ったとかオートリキシャでどこどこ行ったとか、マーケットがすごかったとか話していたら、駐在員達は「リキシャなんて1度しか乗ったことありませんよ、あれはあぶない乗り物ですよ!いきなりマーケットの雑踏はショックだったでしょう!普通の日本人はリキシャ乗らないしマーケットも行かないですよ!」と注意されているんだかおもしろがられているんだか分からない興奮ぶりで、父親は「いやーということは貴重な経験だこれは!ありがとう息子!がはは」とかいって喜んでいた。

で、象を呼んでいますのでどーぞと言われて、門に待機していた象に乗る。でかっ。タイでもインドの他のところでも一人旅だから乗ったこと無かったのだけど、アラサーになって家族で乗る機会があるとは。ひざまずく象に、上から引っ張り上げてもらって乗り込む。なにげに毛が生えててびみょう。王様が座ってそうな四角い、相撲で言う枡席みたいなところに乗るんだけど、とりあえず乗り心地が良い物ではない。けど、視界が高い!ここ、ただの住宅街だからいくらインドでも普通は象が通るところではない。通行人も唖然としているところをのっそのっそと進みながら、車からクラクション鳴らされたり。

あとはお酒(スーパードライ)飲みながら色んな話をして母親はサリーを着させてもらったりして写真撮ったりしてた。いやー、バンガロールにも駐在の日本人は多少いたはずなんだけど、俺が住んでいたところは下町だし外国人一人も住んでなかったし、そもそもこんなアッパークラスの行動範囲には全くかすりもしなかったので、そりゃ会わないのも当然。今はワインバーとかばんばんできて、パーティとかあるらしいけど。駐在員がこんな暮らし方をしているのかーという勉強にはなった。(同席していた他の駐在員によると、こんな暮らしができる会社は限られていて、そうでもないとこも多いんですよー、とのこと。確かに自分が前に働いていた会社の駐在員達の話を聞いても、ここまでいい感じではなかったなー)

というわけで、今日はのんだくれな1日であった。帰ってからまたホテルのバーで飲んでたもんな。眠い。


両親とインド Day3

今日はアグラにタージマハールを見に行く日!!今まで数回行っているけど、1回目は夕方アグラに到着。ホテルの屋上からビール飲みながら見て満足。「世は満足じゃ〜。明日の朝帰るなり〜。」とかいって、入場せず帰宅。普通のきっぷ買って電車のろうとしたら貨物車しか空いてなかった。。2回目は大学の友人達と。別に屋上から見て満足だしー。といってたけど、みんな行くと言うので付き添いで。ぐ、ぐれーとやーー!3回目以降はなんだかんだいって客人達と一緒に入場して、毎回それなりに満足して帰ってきてます。タージを望む安ホテルの屋上レストランにて、たまたま隣に居た大学生の大学と就職先を言い当てるというマジックを披露したりしたり。タージマハール、飽きません。建物の中に入る必要は0%。


今回も電車はcleartripで事前予約。行きの電車は取れたんだけど、帰りがキャンセル待ち。キャンセル待ち番号も若い方だし、まあ大丈夫でしょ。と思っていたけど数日前まで数字がなかなか進まなくて内心焦っていた。結局とれましたけど!電車はBhopal Shtbdi Express。本当はTaj Expressというのが良かったのだけどこちらは全然予約取れそうになかったので、時間がちょっときついけど1本前の電車にした。ニューデリー駅を朝6:15に出発。アグラカントメント駅に8:20頃到着。現地申し込みツアーの出発が10:30なので待ち時間が暇だけど、日帰りだとこの二択しかないから我慢。両親にも前日は早めに休んでもらって体力温存してもらおう。特急の1等車で片道1500円くらいなので結構いいランク。チャイとバラの花と朝食付き。木の長椅子or網棚の普通の電車だと200円しないくらいかな。

アグラ駅で降りたホームに「政府観光局主催 アグラ1日観光バスツアー」的な看板があるのでそこで申し込み。インド人料金と外国人料金に5倍くらいの開きがあるからなんでやねん!と思ったら、観光地の入場料も含まれているからであった。3カ所くらい行くところ、全部外国人料金があるから。しかしこのツーリストオフィス、事前に情報を色々調べたのだけど詳細がほっとんどわかんなくて、駅にあるからそこで申し込み。ということ以外はほぼ分からないままだった。実際に行って場所が分からなかったらどうしよう…。という心配はあったが、まあだめだったらリキシャチャーターしよう。という覚悟くらいはしていた。実際はホームをうろうろしていれば見つかるから大丈夫!(ホーム出口を出る前に左へ15mくらい行ったところだと思う)うっかりホーム出口を出たら客引き達に執拗に言葉攻めされて心が折れると思うので気をつけてね!と、後続のチャレンジャー達に告ぐ。

デラックスな観光バスを期待していたんだけど、普通の路線バスの車両の新型バージョン(AC付)にラッピングしただけの簡単なやつだった。この椅子で一日観光とか…。高齢者(親)の体力が持つか気になる。我々は2組目で席座り放題。そしたら次の列車で続々とインド人グループがやってきていつの間にほぼ満席。外国人は、イラン人のおじさんが一人。ムスリムのインド人学生をガイドとして引き連れている。あとはやかましいインド人カップルか家族だらけ。我々が外国人ってのがどうでもいいくらい、にぎやかー。

コースはファテプールシクリという郊外の遺跡→アグラフォート(赤い城)→タージマハールという流れ。タージマハールは朝が空いているというので、早朝しか行ったこと無いんだけど、夕方はどうなるんだろうわくわく。

ファテプールシクリは行ってみたい場所の一つではあったが、まあ普通の遺跡だった。裸足にならねばならないエリアがあって、天気もピーカンだったので足の裏が焼けこげるかと思った。景色の良い場所が1箇所あったんだけど、1秒見てきびすを返す。でなければ、足の裏がたこ焼き人なっていたと思う。昼ご飯はRs125の食べ放題カレー。政府直営のホテルのレストランだが、これがまあ寂れた雰囲気で、味もびみょう。でも他に食べる場所がまっっっったくないのでここで食べた。てか他で食べてもこんなもんかと思う。

またアグラに戻ってアグラフォートへ。今までガイドはついたことないんけど、やっぱ説明があるとある程度は分かるのでそこそこおもしろい。どれが宝石でできてるとか、泥棒に盗まれたとか。入り口では相変わらず20ドルで革製のムチを売ってる人が居た。うざい。交通整理がなされてないので、バスもゲートの目の前で止まって車は詰まるしクラクションうるさいし、大型駐車場でも備えればいいのに。そしてからクライマックスのタージマハールへ。

夕方のタージはごま粒のような観光客に埋め尽くされている。白いタージが夕焼けに染まってオレンジ色になっていって、これはこれできれい。とにかく人多いわ!タージ内部は自由に入ることができるんだけど、この時間はあまりに人が多くて一方通行になっていた。そして行列は、それこそ蛇のように蛇行してたぶん300人くらい待っていた。インド人が並んでいるなんて!しかも一列で!と思った。ちなみに、中は何も無いから見なくても良いよといったら母は「ふーん、ならいいや」といって散歩していたが、父は出口から逆走して見てきたらしい。インド人よりたち悪い。「たいしたことなかったな。」とか。ここでの自由時間は1時間あったのだけど、ちょうど良い時間だった。

政府観光局のツアー参加者は、今日はほぼインド人だったが外国人がいるとヒンディー語と英語の二カ国語で解説してくれる。その代わり英語を聞いてる人にはチップをくれとあとからしつこい。チケットはガイドがまとめて買うんだけど、外国人4人いるのに5人分買っちゃった時があって、ガイドがやたら落胆していた時があった(Rs500くらい差額があるから)。

帰りの電車もまだ時間があるので、駅へ向かうバスの途中で降ろしてもらい、ITC Mughal, Agraというホテルで食事。かつて若いインド人建築家が設計したとかで、シェラトンからITCグループのホテルにいつの間にか変わっていたらしい。以前はアグラ城のような赤い石がむき出しでなかなか前衛的だったらしいが、今はきらびやかなモダンホテルに生まれ変わっていた。が、これは一度泊まってみたいなーと思わせるインテリア。ロビーの脇にはブランコみたいなベッドみたいなソファーがぶらさがっていた。

あとは駅に向かって電車に乗って寝てホテル帰って爆睡。アグラは別に1泊しなくてもいいんだけど、1泊した方がらくちんではある。

両親とインド Day2

 1日かけて移動して昨日の夜到着したばかりなので、今日は1日だらだら散歩でもする日。

起きたらこんな感じの風景が広がっていた。デリーって意外と緑が多いのねーとか言いながら。

 ホテルはちょっと便利じゃないっていうか、東京で言うと麻布?大使館やらがうじゃうじゃある場所なので、周りに店とか観光地的な場所があまりない。一応ほぼ中心地と呼ばれているけど、観光客的には用事のないものばかりなので、地下鉄の駅にたどり着くかオートと交渉してでかけるか…。このホテルのグレードのお客さんだと、普通はおかかえ運転手を呼び出すかタクシーででかけるんだけど、インドでタクシーとかどうも慣れてないもので。ちょっとの距離でタクシーとか申し訳ないじゃない?っていう貧乏性。バンガロールにはちょっと前までタクシー自体ほとんど走ってなかったし!ホテルの内装は大理石ごってりで、色彩もとてもきれい。いい仕事してます。部屋のじゅうたんがちょっと変なにおいするけど。後日談でフィードバックでコメント書いたら返事が来てしまった。ついでにバースデーカードも。仕事が細かい。


 コンシェルジュにメトロ(地下鉄)の場所を聞くけど、複雑すぎて途中で面倒くさくなって「オッケー!」とかいって出てきちゃった。ま、いっか。と言う感じで、なんとなくまずレフトって言ってたので左の方に行ったら駅あった!距離的には100mくらいではあるが、車がひっきりなしにびゅんびゅん通る道路を2回ほど横断したためにすでに脇汗。三人でひゃーとか言いながらたどり着く。メトロはやっぱり安らぐ。まず、待ってれば来る。乗車拒否されない。値段の交渉が無い。渋滞が無い(でもラッシュはある)。駅はカーンマーケットというところで、脇道にそれるとちょっとしたマーケットっていうよりはアーケードと言った方がより正確かな。割と整然とした商店街がある。ブランドもの(つってもナイキとかそういうグローバルで展開しているという意味で)の店とかカフェとか雑貨屋がずらりと並んでいる。ロクシタンだけ浮いてた。値段は安くない。


 で、どこ行こうかねーと言っていたのが、インドで最大級のモスクと言われるジャマー・マスジッド。下町にあって、昔一度だけ行ったことあるが、あんまり道覚えてない。まあとりあえずメトロから歩けそうな駅で降りようということで、チャドニーチョウクへ。しかし、降りて地上に出た途端、途方に暮れた。

なぜって360度こんな雰囲気で、このカオスな感じはまるで自分が映画の中に居るようで、マトリックスのあれで撮影されているみたいだ。時間の速さがずれてしまったような錯覚を覚える。実際口をついて出たのは「あっちゃーーーーーーーーー」とかそういう言葉だけど。

床屋だいすき。

モスクはちょうど金曜日なの忘れていて入れなかったけど、周りを歩くだけで十分楽しめた(スリリング)。隣のラールキラーも有名なんだけど「アグラにあるアグラ城と同じようなもんだから、そっちで見ればいいっしょ。入り口あんな向こうだし。あちい。」ってことになってオート捕まえて移動。

流しのオートは英語喋れないけど値段交渉もスムーズで楽。



昔の日時計のでっかいのとか見て、インド門は毎度恒例オートから眺めて終了。ホテルへGO!

夜はるるぶに載っていたモティマハール・デラックスというデラックス?レストランで夕食。タンドリーチキンが有名とかいっていたけど、別に普通。でも値段も高くないしビールも飲めるし満足。日本人の父&息子みたいな旅行者も居てるるぶパワーすごい。帰りが真っ暗でオート全然通らなくてびびったけど、まあなんとかなったので良し。

両親とインド Day1

 久しぶりに成田から海外。やっぱ海外行くー!って感じはするよね。車窓から見える田園風景。電車の改札出たらパスポート見せるとか。そういえば羽田はそういうのないけど?
 前日の仕事が午前様なのはみえみえだったので、珍しくあらかじめ準備しておいて良かった。朝の8時くらいに家を出て京成上野へ。父親が間違えて1200円のスカイアクセスの乗車券を買って入っちゃったんだけど(うちの家族は基本的に普通電車で行くので)、駅員に言ったら「成田で返金するので窓口に券を見せてください」とのこと。分かりにくいよなこの電車の使い分け。


 タイ航空の羽田発深夜便だと、機内食がまさかの冷蔵おにぎりなんだけど今回は違うみたい。予約時に20種類くらいスペシャルミールのリストが出てきたので、おもしろがって予約してみる。一人だと食べ比べとかできないもんね〜。とかいって、ベジタリアンとローファットとフルーツプレートをチョイス。乗り継ぎだから合計で6食試せる!と思ったが、あとはヒンドゥーミールとかユダヤ教ミールとかマニアックなのばかりなのでやめた。離陸前に「お客様ベジタリアンミールと低脂肪とフルーツプレートですよね?フルーツプレートってフルーツだけだけどいいんですか?」みたいな確認に来られたのがちょいと恥ずかしかった。


こちらローファット。なんかじゃがいものマッシュみたいので全然おいしそうではなかった。一応、父親の健康を気遣ったってことで。(うそ)


こちらフルーツプレート。皿数は普通のと一緒なのに、入ってるのは全部フルーツ。


アユタヤが洪水で冠水しているという話は聞いていたけど、窓から見る風景もちょっと水びたしっぽい。1週間後にはバンコク滞在なんだけど、大丈夫かなーとかいいながらバンコク到着。

 乗り継ぎ待ちは2時間くらいなので、Wi-Fiで時間つぶし。ラウンジはもちろん、普通のエリアでも案内所でパスワードをゲットすればWi-Fiに接続できる。iPhone超便利。パスポートは無くしても、これだけは無くせない。で、もうちょい飛行機のってデリー到着。機内で見たやつでは、プリンセストヨトミが一番よかった。綾瀬はるかがね!タイの映画で、3本の腕を持つ青年の話はたいしておもしろくなかった。料理するのには便利そうだったけど。空港には父親の知り合いが出迎えにきていて、ホテルの車に乗ってレッツゴー。いつもトラックの荷台みたいなバスで市街まで行っていたので、いいねーこういうの。エアコンつけるのがおもてなしだからがんがんかけられるが寒いので止めてもらう。泊まったホテルは、Taj Mahar Hotelというところで、東京でいうと帝国ホテルっぽい位置づけ、と思う。ホテルに入ったらすでに身分はバレバレで、そのまま部屋に案内される。部屋でチェックインらしい。で、荷物が届いて、預けたパスポートが届いて、ウェルカムティーが届いて、エキストラベッドが届いて、スリッパが届いて、とみんながみんな違う役割で物を運んでくるので、いつまでたってもくつろげない。最終的に必要な物が揃ったのは30分くらい経ってからであった。最高級ホテルでもこういうところはインドのまんま。さて寝る時間です。