食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

エコは他人に押し付けるもの

 おととい、松下電器が社名を松下電器パナソニックに変更するというニュースを聞いて驚いた。海外展開等をする上でナショナルとパナソニック、さらに松下電器という3つの名前が存在するのは効率が悪いとのことだけど。歴史と伝統がある企業だけに、大決断だったのだろう。


 松下は環境活動にも力を入れており数百億円規模で環境投資をしている。食用油の燃料化とか各工場から排出しているCO2の測定するシステムをつくるとか。すごいなー、という一方で、大きな会社ほど環境に対する姿勢も示さないと社会が受け入れてくれないという市場の変化だろうなと思う。


 が、最近コンビニによく行くんだけど、なんか売り場がぐしゃぐしゃになっている事がある。エクレアがひっくりかえってたりとか。なぜだ?と思って気がついた。どうやら賞味期限をチェックしてから買ってる?おにぎりなんかが3つ奥のものから売れていたりなんてことはよくあるが、デザートにもあるらしい。こないだは牛乳をわざわざ3本くらい外に出してから新しい日付のものを取り、外に出した牛乳はそのままみたいなのもいた。なんだかなあ〜


 大きな会社がエコに大金を投入する一方、個人レベルではやっぱり「新しいものが食べたい」という欲が優先してしまう。新しいものを奥から取り出した結果、手前のものが期限切れで売れ残ってしまえば「ゴミ」。最近では堆肥化や家畜の食料にしているそうだけど、消費者が素直な買い物をすればゴミは一気に減るんじゃないか。