食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

そりゃアマゾンで買うわやー

 久しぶりにセンター街を歩いたら、渋谷HMVが閉店していた。って実は前日の新聞で見て、目の前を通ってみただけなんだけど。ネットやダウンロードにおされて店舗販売は落ち続けていたみたいなことが新聞に書いてあった。まあ、おそらくその主たる要因はアマゾンだろうと思う。

 こないだ人に挙げようと思って、マイケル・サンデルのJUSTICEを買おうと思ってアマゾンを見たら、1270円で送料無料だった。が、在庫が無いため1〜3週間待ち。そんなに待てないわと思って、丸善へ。そしたらなんと2100円!わざわざ足を運んだのに、2100円である。同じ本を買うのにこんなにも違うとはねー。しかも、ラッピングしてもらったのに、プレゼントして開けてもらったら値札がついたままで軽く恥かいた。

 ネットが生活を変えた!とよく言うけど、買物も変わった。欲しいものを一直線に検索して値段をチェックして比較して最も条件の良い所で購入。ということが簡単にできる。アマゾンも「こんなのもいかがですか?」といって追加購入を甘くささやくけれど、本屋という場所は本を買う場所というより「未知との遭遇」みたいな場所へと進化してゆかないときついんじゃないかなー。自分が知らない分野や興味の無かったカテゴリーの本を出会って、新しい知識を得るみたいな。それができているのは、ビレッジバンガード。あそこに行くと、なにかしらおもしろい本があるような気がして、たまに覗いてみたりする。置いてある本に偏りはあるものの、あ、これ買ってみようかなと思う事は結構あった。
 
 ネットショップ販売というのは結構消耗戦のような気がするけど、でも新たな付加価値ってそう簡単に生み出せるもんでもないしなー。