食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

ヨーロッパ方面へ 1

 少し前だが、春休みに日本→タイ→イギリス→ドイツ→ギリシャ→タイ→日本というちょっと説明するのがめんどうくさくなるような旅行をして来た。要するに、滅多に行かないであろうヨーロッパ方面にせっかく行くのだから、行ってみたかった所を全部回ってしまおうと思ったのだ。結果的にはちと疲れたけど、まあコストパフォーマンス的にはOKだったかなとは思う。

 ことの発端は、いとこのドイツ留学。いとこは東京に住んでいないので滅多に会う機会がない。だから、我が家のうすーい親戚付き合いもあいまって、今まで親戚といっても他人行儀な感じだった。でも1年前くらいからなんとなく連絡を取る事が多くなり、遊びに来なよみたいな事を言われたので行く事にしたのだ。ドイツで一人暮らしなんてちょっとかっこよくてうらやましかったので、どんなもんか体験してみたかったというのもあるけど。

 さて、石油価格高騰のこのご時世に、ヨーロッパまでの航空券はかなり値が張る。あのアエロフロートでさえ往復で+70ドルもかかる。だからできるだけチケット代金をおさえたいのだが、アエロフロートの場合1泊しないと乗り継ぎできない都市だったので却下。モスクワでのトランジットは1泊10000円くらいかかるホテルしかないので。空港で寝るのはもうやだし。そこで検索を繰り返していると、タイ航空のヨーロッパ行きを6万円台で発見。普通は、なぜかパーソナルテレビもついてないのに価格帯はシンガポール航空やマレーシア航空と同じだ。なのに、チケット代金だけで比べれば21日FIXではあるものの3万円安い。しかも私の好きなタイときた。迷わずこれに決定。しかし、空席を問い合わせるも、フランクフルト行きはなぜか満席。ずっと満席。予定を1週間以上ずらさないと空席がないと言われた。そんな悠長な事はしてられないので目的地変更。ロンドンにしてもらう。ヨーロッパ内では格安航空会社が多数存在し、予約の仕方によっては電車なんかより安く移動できるのだ。

 タイ航空で予約したのは成田ーロンドン。アテネー成田。の2行程。どちらもバンコクで乗り継ぎ時に無料でストップオーバー(バンコクに着いてすぐ目的地行きの飛行機に乗りかえるのではなく、バンコクにて3泊とか4泊とか滞在してから目的地へ向かう事。航空会社によっては、直近の飛行機に乗らない場合ストップオーバー代金として別途お金が必要な所もある。それでも、あまり変わらない値段で2都市滞在できることになるので考え方によってはオトクとも言えると思う。その際、バンコクでの滞在費はもちろん自腹。)することにした。ロンドン→ドイツ→アテネは別途自分で手配する事になる。

 最終的にタイ航空の部分だけの航空券代金はチケット代63000円に加え、燃油サーチャージや空港税などを合わせて9万円となった。まあ、いいか。バンコク乗り継ぎを考えれば4区間飛行機に乗って9万円だから安いもの。

 ロンドン→ドイツはライアンエアー。ドイツ→アテネeasyjetを利用する事に。たまたまライアンエアーはキャンペーンをやっていて、ロンドン発の色んな飛行機が0.01GBP(イギリスポンド1GBP≒220円当時)というのがあったのでそれで予約。まあご多分に漏れず色んな税金が15GBPくらいするのだが、それでも3000円程度でロンドンからドイツに飛べる事になる。フランクフルトから電車で行くよりむしろ安いので助かった。ドイツ→アテネはこの時期に飛んでいる航空会社が少ない。どうやらヨーロッパ人にとってギリシャは夏に行く所らしく、夏季限定就航みたいな会社が多かった。唯一飛んでいたのがこれまた有名なeasyjetという訳で、ここも一応格安航空会社を歌っている割にあまり安くない。こみこみで100ユーロ程度払った。まあそれでも日本の国内線を考えれば安いかな。このへんは全部ネットで済ませられるので便利だ。ほんとに。

 さあこれで準備は整った。あとは飛行機に乗るだけ!