食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

少年エッチ

 出発前に買い込んだ本の1つに少年Hがある。あれだけ話題になったのに特に興味もなく今まで見向きもしなかったのだが、妹尾河童という人の本を集中的に買っていたので、必然的に少年Hが私の元に来る事となった。
 そもそもなぜ妹尾河童の本を買い出したかと言うと、インドに行くと友人に言ったら「河童が覗いたインド」っていう本がおもしろいですよ。少年Hと同じ人が書いた本です。」というので読んでみる事にしたのだ。実際に読み始めたのはインドに来てからなのだけど、パラパラと見た限りだとおもしろそうだったので、ならば出発前に買いあさっておこうという事になった。
 先に「河童が覗いたインド」「河童が覗いた仕事場」「河童が覗いた日本」「河童のスケッチブック」などなどを読んでいたので、ある程度の彼の知識は必然的に頭に入っていたのだが、少年HのHが肇のHだったとは。。この人、自分の経験を字や絵にしてそれが仕事になるってすごいなあ。以前、大学の授業で同じクラスにいたフリーライターの人に「そういう仕事興味があるんです」って言ったら「あまり親孝行な仕事じゃないよ」って言われたんだけど、確かに親孝行な仕事じゃないかもしれんが、このくらい本人が楽しんでいたら親ももう呆れて嬉しいんじゃないかとも思う。
 という事で、少年Hはまだ読み始めたばかり。こういうのって不思議な巡り合わせだなあ。