食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

バンガロール夜遊び事情

 日本人が多いところにはだいたい裏をのぞいてみれば盛り場みたいなところはあるはずなんだけど、バンガロールではあーーーんまり見かけない!夜遊びってみんな何してんの?!と疑問に思うこと早6ヶ月!つ、ついに謎が解かれる日がやって来た!

 こないだ英語学校で韓国人と知り合い、彼らはちょうどコースが終わったから来月韓国に帰るんだーと言っていたんだけど、「飲みに行こう」ってことで意気投合。早速2日後くらいにお誘いのメールが来てなんとクラブへ連れて行ってくれるとのこと!バンガロールにはクラブが10個くらいあるって聞いてたけど、どこにあるかさっぱりわかんなかったんだよな。それが行ってみて納得。まだ半分工事中のショッピングセンターの最上階だった。しかも、上ってお店に入るまで人っ子1人合わなかったし、建物の中の電気消えてるし。

 が、入ってみてまたびっくり。ものすごいいい感じの内装なのだ。ちょっとした麻布のラウンジバーとかそんな感じ。値段ももちろん、インドの麻布価格。聞いて驚くなかれ、クラブの閉店なんと23:30なのだ。これは州の法律らしく、デリーとかムンバイは3、4時までやってるよーと聞いたけど。てことはー、逆算してみんな19時頃から踊りだしてるのかな、と思ったら、音楽はかかってるものの踊りだすのはこの日の場合は22時前。ヒンディーポップスと洋楽がほどよく混ざってて、なかなか気持ちのよい時間だった。DJが自ら大ノリで手を叩いてたり、若者に交じってターバン巻いたシーク教徒のおじさんがおどってたりして、なかなかおもしろい光景。もうちょっと踊りたいかなって気分で帰らせるところは、法律のためとはいえニクい。

 インドで気をつけなければいけないのが飲酒。もともと飲酒自体「悪習」という雰囲気があって、あまり「私お酒飲むんでーす!」とは大声では言えない。それはバーとかクラブでも一緒で、建前だけど、瓶に紙ナプキンを巻いてラベルが見えないようにしたり、ホテルのレストランなんかだと「ボトルはテーブルじゃなくて、床に置いてくれ」と言われ従わないと店員がブチキレたりもする。とにかくおおっぴらには飲ませてはいけないらしい。だから、仕事帰りに缶ビール買って(そこらへんの安バーで買うことはできる)飲みながら帰宅〜なんてくたびれたおじさんみたいなことをしていると何が起こるか分からないのでご注意。

 さて順序が逆だけど、踊る前には腹ごしらえってことでKFCことケンタッキーフライドチキンへ。すると!ものすごい人!人!人!まずレジにたどり着くのが大変。しかも私が並んでいた列のレジ、いきなり閉めやがって「隣で注文してね」とかいって店員消え去った!どうやって割り込めと? カウンター中ではインド人が日本のマクドも顔負けな機敏な動作で客をさばいてゆくではないか!すげー!こんな速く動くインド人初めて見た。メニューの半分くらいはベジだった。見た目はチキンバーガーなんだけど、肉は使っていないらしい。値段は日本に比べると半額以下だけど、こっちで同じくらいのお金を出せばちゃんとした、おつきのボーイさんがすべてを用意してくれるレストランで食事ができる。んん〜複雑だ。が、やっぱチキンうまい!アメリカ資本は好きじゃないけどケンタはやっぱりやめられん。

 そしてクラブまではまだ時間があるな〜という時にはボーリング&ゲームセンターへ!MG Roadの1本裏手、Church streetになんとかっていうビル。その2階がボーリング場、3階がゲーセンだったのであーる。「へー!バンガロールにもこんな遊べるところがあったんだ!」と感激してたら「ここ超有名だよ」と言われがっくし。ローカルなインド人の友人しかいなかったから誰も知らなかったのねきっと。。ボーリングは曜日と時間帯によるけど1ゲーム100ルピー前後。ゲーセンはメダル制で1メダル10ルピー。ゲームのポイントによってゲーム機からチケットが出て来て、それを貯めると景品と交換できる。16000チケットで洗濯機と交換!とかあったけど、本日限り有効のチケットでどうやってそんなに貯めるねん!と思わずツッコんでおく。徴兵制の韓国人はやっぱりスポーツに強いのか、バスケゲームをしたけど日本人2人とも最下位。結構エキサイト。

 かなり娯楽係数の高い1日だったけど、新しいバンガロール発見。(ていうかバンガロールに滞在する外人にとってはむしろ日常のバンガロールを今更発見と言った方が正確かも)