食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

島耕作が観る中国、インド

mokich2007-05-16


 早稲田大学は今年で建学125周年。大隈講堂の隣に建ったタワーの建物が大隈講堂の125尺に対し、125尺の2倍ってのにはちょっと笑ったが、あそこの上にある西北の風というレストランはファミレスに毛が生えたようなお店ではあるがファミレス価格である事と、長めはなかなか良いのでお勧め。ただし、若者だけでの利用はあまり歓迎されないみたいなのでちょっと老けた人と一緒に行くといいかも。基本的には交友(卒業生など)のみの利用とされているらしい。

 んで、その地下にある小野梓記念講堂にて「島耕作が観る中国、インド」という弘兼憲史氏の講演会があったので行ってみた。早大漫画研究会(漫研)と毎日新聞主催の、早大125周年記念イベントの一環らしい。島耕作コクヨの宣伝に使われていておもしろいなーと思っていたくらいしか島耕作自体は知らなかったが、どうやら最近の島耕作は中国やインドにも進出しているらしい。かなり時代を反映しているとみた。試しに7&Yで検索してみるとヤング島耕作から始まって、課長、部長、常務、専務、取締役(順不同)とあるわあるわ。課長だけじゃなかったんだ!と今さら知った次第である。
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 講演会自体はそこそこの客入りか?インタビュアーには法学部卒のTBSアナウンサーが来ていたが、あまり時事問題には詳しくないような感じがした。しかし弘兼氏の話はちょっとした経済学者の講演会みたいな感じで、中国とインドについてかなり調べており、取材に行った時の話とか、経済的な未来の話だとか、国家政策だとか、色々な角度から話があったので相当おもしろかった。私はインド生活や、中国旅行を思い出しながら話を聞く。島耕作には一応モデルが数名おり、その1人は先日社長になっちゃったから、もしかしたら社長島耕作もあるかもねーとか、それが理由で今の企業の動向をかなりリアルタイムで反映しているようでその後に読んだ漫画もおもしろかった。が、60歳でこんなにモテる会社員なんていたらすごい。古本屋でまとめて売ってたら今度買ってみようかな。私の部屋には置く場所がないけど。。

 漫研は今週と来週の土曜にもイベントを企画しており、今週がやくみつるトークショー、来週がなんかのベンチャー?漫画関係の社長さんがお話にくるらしい。しばらくあのタワーの1階ギャラリーで漫研の展示もしている。っていうか、こんなに有名な漫画家がいたんだ!と思うくらい、驚きの数である。予約不要、入場無料なので暇なら行ってみてもいいかも。どちらも1330開場、14時開始。
最近は漫画に特化したSNSというのがあるらしく、その運営会社の人が取材に来ていたりもした。時分の描いた漫画をSNS上で発表し反響が分かったりとか。ほんで、来週の講演会の人はそのSNSの会社と業務提携していてー云々。