食べ物とか旅行とか

東京在住 アラサー社会人の備忘録です。

サムスン日本から家電撤退

 海外ではサムスン及びヒュンダイという韓国ブランドは結構強い。日本ではあまりブランド力が無いけど。なぜか?


 ひとつに日本のメーカーの技術力、性能がとても優れているということ。こないだ見たガイアでは、中規模メーカーが中国企業に買収され、数ヶ月でエッセンスを吸い取られたらもう閉鎖、という話をやっていた。今までは不正に技術が流出していたけど、今や堂々と金に物を言わせて技術を吸い尽くす時代のようだ。日本の技術が優れているし壊れにくい(ソニータイマーを除くw)という事ならわざわざサポートとか不安な外国メーカーの物を買う事も無いかってこと。


 ふたつ目に、韓国を含むアジア圏に対して、なにかしら日本よりは劣っているような印象がまだあるんじゃないか。韓国を例にすれば、物価水準は日本と同じくらいに迫ってきているし、物によっては「世界一高い」と言われる事もある。けどなんとなく「韓国旅行って安そう」というイメージはなくならないし、実際まあエステとか安いんだろうけど。だから、ヒュンダイにしろサムスンにしろ「安っぽさ」が払拭できなかったんじゃないかなという気がする。(ヒュンダイに関しては、同じ値段で国産車より1グレード高い車に乗れるからオイシイと個人的には思うんだけど。)


 で、私は今サムソンの携帯を使っているんだけど

大メリット:とにかく薄くて軽い ポケットに入れても全然邪魔じゃない

大デメリット:ポケベル入力が出来ない、コピペがしたい画面でできない、カメラ性能が良くない等


 私にとって薄くて軽い事はその他のいくつかのデメリットに匹敵するくらいのメリットなんだけど、やっぱり普段使っていてイライラする事が結構あるから、ああ、どうしよう、といった感じ。でも一度この大きさに慣れてしまうと、機能が良くてもこれより大きい物を持つのに抵抗がある。


 何が言いたいかというと、使い勝手や細かい性能では明らかに日本メーカーが優勢だ(私の経験では特にシャープがこまい所まで気が利いている)。しかし、それとは違った視点から勝負を展開すれば新たなお客を獲得するチャンスが十二分にあるという事。同じ土俵で勝負しない分、一度でも比較対象にしてもらえれば逆転勝ちって事もありえるのだ。韓国は特に小さな携帯が好まれるという。サムスンが薄くてスライド式の携帯を日本市場に出したのも必然と言えるかもしれないが、後からパナソニック東芝が同じスタイルの新機種を出してきた事を考えるとかなりインパクトがあったのかなとか思う。

まあ、とにかくサムスンポケベル入力がついてくれたらいいなあという話でした。